- 作者: 岩田規久男
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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今回の日銀人事で岩田規久男氏が総裁に指名されるようなことがあれば、日本ではじめて、標準的な経済学の知見に基づいて金融政策が運営されるようになるという希望を抱けるだろう。ネットで、「今が時代の転換点かもしれない」というつぶやきを見たが、本当にそう思う。現在の仕事に携わって以来、外国人と一緒に仕事をする機会が増えたが、日本人は彼らからよく信頼されているし、様々な面で日本の社会は彼らから高い評価を受けていると実感することが多い。戦後に日本人が懸命に築いた社会の方向性は、大筋で間違っていなかったと思う。現在のもっとも大きな問題は、デフレによる経済の縮小である。過去20年続いたデフレが終わり、日本経済が安定的な成長軌道に乗れば、日本の未来に向けて様々な可能性が開けてくると確信する。
「岩田規久男日本銀行総裁を実現せよ」
2013-02-19